
メンバーの声


”好き”という気持ちを絶やさないようにするための
仕組みや支援ができると嬉しいなと思っています。
プロダクトマネ―ジャー
尾崎 眞子さん
(2023年3月入社)
──現在担当している仕事を教えてください。
新規事業開発室で、ショートマンガ創作支援サービス「YOMcoma」のプロダクトマネジメントをしています。業務は大きくふたつあり、ひとつは、ユーザーの声に耳を傾け、創作する上でどういうものがあると助かるのか、どんなことに困っているのかを伺い、解釈し、「こうすればユーザーに喜んでもらえるのではないか」と仮説を立てています。もうひとつは、その困りごとの解決のために、検証のモックアップやMVPを作り、開発・実装のためのサポートをしています。少しプロジェクトマネジメントにも近いですが、みんなが気持ちよくものづくりができるように心がけています。
また、過去にデータの分析などを行っていたこともあり、「YOMcoma」と 「- 推し活アプリOshibana -」のデータ分析関連にも携わっています。要件定義や、社内の分析チームとのやり取りなど、サポート的な立ち位置です。
──前職のこと、転職を考えたきっかけをお尋ねしてもよいでしょうか。
前職は、ブックリスタとは異なる業種のサブスクリプションサービスを手掛けている会社の、サービス企画を担当していました。サブスクだけでは満たせないニーズに応えるため、別の切り口でのサービスやフォロー施策の検討などを行っていました。施策立案から提案、実施決定となった際は、全国のパートナー企業さんとコミュニケーションを取っていました。
サービスとしては、コロナ禍によって一時ユーザー数が爆発的に増えて、メディアがどんどん取り上げてくれたりと、非常に注目度が高い状況でした。そんな中、コロナ禍も明けてきた時に、仕事をする上で自分の大切にしたいポイントが徐々に見えてきました。

──どのようなポイントだったのでしょうか?
私はそのサービスに携わったおかげで、関わっているものが初めて好きになって、興味を持ったんです。これまでのマーケティングやデータ分析、クリエイティブに関わった経験から、『できること』『やるべきこと』ではなく、『自分もユーザーさんも愛せるプロダクトをつくる』という軸で働いてもいいかもしれない、と思い始めました。
また、自分の好きなことに携わりたいという思いもありました。もう少し、個人的な好きなものに関わることを仕事にしても良いんじゃないかなって。それらが転職を考えるきっかけになりました。
──なるほど、ブックリスタは、尾崎さんの気になるコンテンツを扱っていたのですね。
そうですね。ブックリスタのことは、仲の良い転職エージェントの方に紹介していただきました。元々アニメや漫画が好きで、そういったプロジェクトを任せていただけることもあったので、「そういう仕事に挑戦するなら、この会社はどう?」と。「YOMcoma」や「- 推し活アプリOshibana -」のサービスは、「コンテンツが好き」という気持ちが価値になる点がユニークで面白く、魅力的に感じました。友人からは「何か不思議なサービスだけど、カオスなところが合いそう、いいんじゃない」と言われました(笑)。
──(笑)。採用の面接時はいかがでしたか?
ブックリスタの採用面接は、とってもさくさく進むんです。本当に早くて。面接をされている方々と話していると勉強になるなと思いました。気になっていることをふわっと質問すると、とても丁寧に返答してくれて、入社後も上司として色々相談ができそう、自分の考えを素直に言えそう、というイメージがわきました。また、転職エージェントの方に伝えた疑問点を、次の面接時に資料を作って説明してくださった時には驚きました。最終面談を迎える時には、「この会社に入りたい」と思っていました。
──実際に入社し、働いてみていかがですか? チームの雰囲気などはいかがでしょうか。
入社して最初の1ヵ月は、上司との1on1の時間を週2でとっていただき、今年サービスをどう成長させていくかをみっちり相談しました。今も週1で、どのような課題があって、どのように解決していくべきかを壁打ちさせてもらっています。その他に「YOMcoma」チームでは、週3で進捗共有や相談をするためのスタンドアップミーティングをしていたり、みんなでアジェンダを持ち寄るコーヒーミーティングなどを行っています。チーム内は、Slackでも毎日話をしています。
そして、みんなとても勉強熱心なんです。勉強した内容を共有する会もあって、継続して取り組める仕組みができていること、「サービスでこんなふうに試してみよう」と会話できることは、個人的にもありがたかったことです。自分も頑張らなくちゃとモチベーションに繋がります。
──社内でのコミュニケーションなどはいかがですか?
そうですね、Slackのtimesなどを見ていると、他部署の方も「YOMcoma」のことを見てくれていたり、気づいたことをシェアしてくれたりします。紹介されていた本を自分も気になって買ってみたりなど、そういう緩い交流や繋がりは今までになかったので、新鮮で良いなと思います。

──ブックリスタでこれからしたいことはありますか?
「YOMcoma」を具体的にこれからどうするか、というのもあるのですが、どのようなサービスにおいても、コンテンツを作るのが好きな人にとって、”好き”という気持ちを絶やさないようにするための仕組みや支援ができると嬉しいなと思っています。
──ブックリスタへ応募しようと思っている方へ、メッセージをお願いします。
ブックリスタに合う方は、面接などで話をしている内に、ビビッとくるんじゃないかなと思います。私もそうでした。どちらかが一方的に評価や比較をするための面接ではなく、お互いが知りたいことを言い合うことができるため、結果的に相互理解が深まると感じました。
また、メンバーは、創作をしている方が多い印象です。私自身も創作活動をしているのもあり、一次創作や二次創作、好きなことを書いたり作ったり…そういうことが好きな方や興味がある方にも、ブックリスタは合うと思います。
──ありがとうございました!

東京外国語大学イタリア語学科を卒業。広告制作のディレクター、データアナリスト、アプリマーケター、サービス企画を経てブックリスタに入社。現在はショートマンガサービス・YOMcoma(よむこま)のPdM。
PdM見習い / クリエイティブ / データ / 小説 / 脱出ゲーム
『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?(フィリップ・K・ディック)』『八十日間世界一周(ジュール・ヴェルヌ)』『ZOO(乙一)』『空中ブランコ(奥田英朗)』『Stampa e cultura in Europa tra XV e XVI secolo /Lodovica Braida』『火の鳥(手塚治虫)』『BEASTERS(板垣巴留)』『青野くんに触りたいから死にたい(椎名うみ)』