
メンバーの声

自分の技術によってサービスが円滑に回っていることを
見られるのは、大きなやりがいに繋がっています。
サーバーエンジニア
ジョ ヨンハンさん
──入社するまでの経歴を教えてください。
ワーキングホリデーでバリスタとして来日した際、日本の平和で穏やかな雰囲気に惹かれました。どこのエリアを歩いていても良い環境で、バリスタとして働くうちに、日本に永住したいという思いが募りました。
日本で安定して働くため、ニーズが高い分野のスキルの習得が必要だと考えました。調べていくうちに、エンジニアのニーズが高いことを知り、帰国後にIT分野の勉強を始めました。その後、勉強した知識を活かせる日本の受託会社に就職しました。
──受託会社から転職しようとした理由は何ですか?
受託会社では、実際に動いているプロダクトに関わる機会はほとんどありませんでした。プロジェクトの一部のフェーズのみに参加し、区切りの良いタイミングで別のプロジェクトに移ることを繰り返していました。
色々なプロジェクトに入って、新しい技術は少しずつ経験できましたが、ひとつのプロジェクトに浅くしか関われなかったため、自身の技術力を高められているのか不安を感じていました。実際に自分が携わっているプロダクトが動いているところを確認し、サービスの向上に貢献する様子を実感できたら、もっと楽しく、やりがいを感じられるのではないかと思い、転職を決意しました。
──転職の際に重要視していたことを教えてください。
転職活動では、プロダクトの開発から成長まで、一貫して関われる企業を受けていました。特に、ユーザーやトラフィックの数が多く、反応がすぐに確認できるプロジェクトに携わりたいと考えていました。これは、自分の取り組んだことに対するユーザーの声を聞きたいという思いがあったからです。そのため、利用者の声が直接届きやすいtoCの分野の企業に絞って探していました。
──ブックリスタに入社を決めたのはなぜですか?
入社の決め手は、プロダクト開発部の部長とのカジュアル面談が楽しかったことです。前職の仕事について聞かれた時に、チームリーダーとしての苦労に共感していただきました。受託会社での直近2年間は、身体を壊しそうになるくらい働いていたので、その努力が報われたと感じました。
面談では、私のスキルや今後のキャリアの希望を確認していただいたうえで、ブックリスタならどのような働き方ができ、どのようにキャリアを積めるのか具体的に説明してくださいました。自分の希望でもある「ひとつのプロダクトに長く携わり、技術を深く学んでいける」という点についても説明があり、とても印象に残っています。スキルだけでなく、私個人をしっかりと見て話を進めてくださったため、入社を決めました。
──現在の業務内容を教えてください。
現在は、「コミックROLLY」チームでサーバーエンジニアとして働いています。主な業務は、新機能の開発とサーバーのパフォーマンス改善です。例えば、ロジックを改善してロード時間を40%短縮するような取り組みを行っています。
じっくり考えながら開発ができる環境なので、自身の技術力の向上を実感しています。ひとつのプロダクトに長く関わることができており、転職軸で掲げていた希望も満たせています。
──どのような時に仕事のやりがいを感じますか?
私は「担当した業務を最後までやり切ること」をモットーにしているので、その業務を完了できた時にやりがいを感じています。
サーバーの利用者が多いサービスでは、問題なく動き続けるために高度な技術が不可欠です。ブックリスタが運営をサポートするサービスは、多くのユーザーが利用しているため、高度な技術力と知見がなければスムーズなサービス提供は難しくなります。その重要な一端に携われており、自分の技術によってサービスが円滑に回っていることを見られるのは、大きなやりがいに繋がっています。
──チームメンバーの特長を教えてください。
チームのメンバーは、相手を気遣える優しい方ばかりです。何かトラブルが起こった時に誰かのせいにするのではなく、チーム全員で解決するようにしています。質問があって声をかけたら、すぐに返事を返してくれます。仕事に対して熱い思いを持っているメンバーも多く、コーディングレビューは細部まで詳細なフィードバックをくださり、その熱意が伝わってきます。
メンバー同士の交流も多いですね。現在、バーチャルオフィスのGatherにて勤務していますが、朝会で時間が余った時は雑談をしています。先日は、アニメやドローンの話で盛り上がりました。
──ブックリスタの開発チームの特長はありますか?
特長としては、使用するコードやツールなどが開発側に一任されていることです。新しい技術の導入がより良い結果に繋がると分かったら、コストや納期などを関係部署と調整した上で、すぐに導入できるような組織体制ができています。最終的にはビジネスチームとの調整が必要ですが、開発チームとしての自由度は高いと感じていますね。
また、少し話は違うかもしれませんが、開発チーム内で感謝の時間が設けられていることも特長であり、素晴らしい点だと思っています。お互いに感謝を伝え合う場があるので、チーム内の関係性が良好に保たれ、仕事も楽しくできていると感じています。
──最後に、ブックリスタに向いている人はどんな人ですか?
さまざまな挑戦に前向きに取り組める方が、ブックリスタに向いていると思います。チャレンジを歓迎する社風があるので、新技術や幅広い業務に興味がある方は楽しめるのではないかと思います。
開発チームでも、新しい業務を振り分ける際に、「挑戦したい」と手を挙げたメンバーが担当することが多いですね。この挑戦する文化は開発チームだけでなく、会社全体に浸透している社風だと感じています。ブックリスタに興味のある方は、ぜひ応募していただきたいです。
──ジョさん、ありがとうございました!

ワーキングホリデーで来日した際に日本の雰囲気に惹かれ、永住を決意。日本に住み続けるにはニーズが高いIT分野の知識が必要と考え、エンジニアに関する勉強をし、日本の受託会社に就職。チームリーダーやバックエンド・フロントエンジニアの経験後、ブックリスタでサーバーエンジニアとして転職。