#あの人に気になるあのこと聞いてみた

“両片想い”のピュアラブストーリー

『青空エール』で青春時代がよみがえる!

#あの人に気になるあのこと聞いてみた “両片想い”の
ピュアラブストーリー
『青空エール』で青春時代がよみがえる!

壁にぶつかっても大切な仲間たちと支え合い、一心不乱に前へ進む。――吹奏楽の名門校に入学したトランペットの初心者・小野つばさを主人公に、ひたむきな青春ラブストーリーを描いた『青空エール』が待望の実写映画化!
今回は主演の竹内涼真に加え、必死に部活動に取り組む生徒を演じた葉山奨之、堀井新太、山田裕貴の4人で“男子会”インタビューを開催。映画の魅力や撮影での苦悩、そして4人の友情について語り合ってもらいました!

PROFILE

竹内涼真(たけうちりょうま)

1993年4月26日生まれ、東京都出身。2013年「minaカレ」オーディションでグランプリを受賞。2014年『仮面ライダードライブ』で泊進ノ介役を務め人気を博す。主な出演作は『下町ロケット』、『スミカスミレ~45歳若返った女~』、『臨床犯罪学者 火村英生の推理』など。現在『時をかける少女』(日本テレビ系)に浅倉吾朗役で出演。

葉山奨之(はやましょうの)

1995年12月19日生まれ、大阪府出身。2011年『鈴木先生』でデビュー。主な出演作は『渇き。』、『夏ノ日、君ノ声』、NHK連続テレビ小説『まれ』、『十字架』、『海よりもまだ深く』など。現在『死幣―DEATH CASH―』(TBS系)出演中。出演映画『古都』(2016年12月3日公開)、『アズミ・ハルコは行方不明』(2016年12月公開)も控える。

堀井新太(ほりいあらた)

1992年6月26日生まれ、東京都出身。NHK連続テレビ小説「マッサン」で志半ばで出征する森野一馬役を務め注目を集める。その後、NHK大河ドラマ『花燃ゆ』、『表参道高校合唱部!』、『妻と飛んだ特攻兵』、『下町ロケット』、『川獺』(主演)など話題作に立て続けに出演。倉持裕作・演出の舞台『家族の基礎~大道寺家の人々~』(2016年9月6日~)への出演も控える。

山田裕貴(やまだゆうき)

1990年9月18日生まれ、愛知県出身。主な出演作は『ホットロード』、『ストロボ・エッジ』、『ふきげんな過去』、『死幣‐DEATH CASH‐』ほか。現在「プレミアムドラマ『受験のシンデレラ』」(NHK BSプレミアム)出演中。舞台『宮本武蔵(完全版)』(2016年8月19日~)では主演を務める。映画『闇金ウシジマくん Part3』(2016年9月22日公開)、『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』(2016年12月公開予定)なども控える。

映画『青空エール』の原作コミックはこちら!

青空エール

河原和音

集英社

『高校デビュー』、『俺物語!!』などで知られるヒットメーカー・河原和音による青春ラブストーリー。2008年、『別冊マーガレット』にて連載が開始され人気を博す。2015年に完結。累計発行部数は340万部を突破した。このほか『映画ノベライズ 青空エール』(集英社オレンジ文庫)、『青空エール 映画ノベライズ みらい文庫版』(集英社みらい文庫刊)も発売中。

原作とは違う部分もリアリティーがある

──まず、『青空エール』への出演が決まった時の気持ちや、役作りで意識したことを教えてください。

竹内僕はまず焦りましたね。少女漫画原作の映画というと恋愛要素の多いイメージがありますけど、『青空エール』はちょっと違っていて。まず部活動をひたむきに頑張って、そこで壁を乗り越えて、初めて恋が生まれるんですよ。だから、作品の土台となる部活動の部分をおろそかにすると、きっと原作が好きな人や野球や吹奏楽が好きな人の心をつかめないと思ったんです。ただ、僕には野球の経験がなかったし、クランクインまでの時間も短かったので、何より短期間で野球をできるようにならなきゃという不安が最初は大きかったですね。

──大介とバッテリーを組む城戸役の堀井さんは?

堀井僕が演じた城戸は眼鏡を掛けていて、原作だと目の表情が描かれていないんですよ。だから、どういう気持ちでいるのかを原作から読み取るのが難しい部分もあって。なので、あえて役を固めず、サイコロで例えると涼真が「1」なら僕は「6」を演じようというニュアンスでお芝居に挑んでいました。

──大介とは対になるように演じたんですね。

堀井はい。大介が静かだったら城戸はテンションを高めにしたり、その逆もあったり。大介と城戸はそのバランスが大事かなと思ったんです。三木(孝浩)監督に「原作通りに演じたほうがいいんですか?」と相談したんですけど、「そこまで気にしなくていい」と言われて荷が下りて、あくまで映画の中での城戸として演じました。

──吹奏楽部の水島を演じた葉山さんはいかがでしょうか。

葉山まず最初はびっくりしましたね。原作を読んで、僕に水島が演じられるのか…って。最初は周りにも「大丈夫?」って心配されていました。

堀井原作の水島って、女の子っぽいイメージだもんね。

葉山そう。僕自身とはかけ離れている役なので、どこまで自分を殺して水島を演じるかという作業がとても大変でした。水島って感情をあまり表に出さない人間なんですけど、どうしても僕がやると感情的になってしまうんですよね。ただ、役と自分をリンクさせるのは大変でしたけど、何か一つのことに対して注ぐ熱量の大きさは似ているのかなと思いました。水島は吹奏楽に対する熱を誰よりも持っている人間だし、その辺りは似ているのかな、って。

──葉山さんの水島も、原作とはまた別の「水島」ですよね。

葉山原作を知っている人の中には「こんなの水島じゃない」って思う人もいるかもしれない。実際に僕が演じていたのは自分なりに考えて作り上げた水島なので、そう思われるのも覚悟しています。

堀井ただ、水島も城戸も原作とイメージが違うところはあるけど、『青空エール』っていう“映画”の世界を生きているわけだから、それもそれでリアリティーだと思うんですよね。

──大介の先輩・碓井役の山田さんは?

山田僕が通っていた高校は、野球部が強くて甲子園にも行っていましたし、吹奏楽部も全国大会に行くようなところだったので、(映画の舞台になっている)白翔高校にすごく似ているんですよ。僕自身は中学まで野球をやっていたんですけど、勝手に限界を感じて自分の気持ちにフタをしちゃって、高校では野球に触れていなかったんです。僕が演じた碓井もケガで試合に出られなくなってしまうので、境遇こそ違いますけど、リンクする感情が多くて、僕は演じやすかったですね。だから、夢の続きを見させてもらったというか、僕があの時選べなかった別の人生を、映画の中で生きさせてもらった感覚になりました。

野球と吹奏楽、初挑戦の苦悩

──映画では部活動の描写が多いですが、竹内さんは野球未経験ですから、かなり特訓されたのではないですか?

竹内コーチに付いていただいて、マンツーマンで練習しました。あと、バッティングセンターで、打つのももちろんやったんですけど、ボールをキャッチする練習もしましたね。

堀井「アイツ、何やってるんだ?」みたいな目で見られたんだよね(笑)。

竹内そう、だってバッティングセンターでキャッチャーする人なんて普通いないでしょ(笑)。でも、それがすごく練習になりました!

──野球経験者の堀井さんと山田さんから見て、竹内さんが演じるキャッチャーはいかがでしたか?

山田すごく上手くなりましたよ! サッカーをやっていたから運動神経がすごくいいんだと思うんですけど、みるみるうちに上手くなってどんどん大介に近付いて、頼もしく感じました。

堀井うん。未経験って聞いていたから、最初は正直「大丈夫かなあ」と思っていたんですよ。でも、3年生の決勝戦でボールをキャッチする大介の姿は、本当に頼もしかった! 「守護神、降臨!」みたいな(笑)。

竹内アハハハ! 本当に?

堀井僕も緊張していたけど、涼真のおかげでいい球を投げられたから。

竹内一発OKだったもんね。

堀井そう! 涼真もバシッっと捕ってくれたし。ありがとな、涼真!!

山田キャッチャーって野球の中でも特殊なポジションだし、センスがないと難しいと思うんですよね。それにバッティングフォームもきれいで、「こいつが打席に入ったら、ピッチャーは怖いだろうな」というバッターになっていて。彼の努力の賜物だと思います。

──一方、葉山さんもトランペットは初挑戦だったんですよね?

葉山はい。3か月くらい練習しました。

──トランペットは音を出すだけでも難しいと言いますが…。

葉山まず先生から「音を出すのに1年はかかる。それを3か月でマスターするには、相当な覚悟が必要」と言われました。ドレミも分からないし楽譜も読めないから最初は難しくて、…正直楽しいとは思えなかったんです。でも、1か月、2か月と続けていくうちに、「あっ、楽しい!」と思える瞬間が出てきたんですよ。さっき自分と水島をリンクさせるのが大変だったと言いましたけど、その「楽しい」という気持ちから役につなげていったところもあります。

──トランペットを理解することが、役作りにつながったと。

葉山そうです。水島を演じるなら、まずトランペットを練習してそこから吸収しないと、って。水島ならこの場面ではこういう吹き方をするんじゃないかって想像していくと、だんだん水島の人間性も分かるようになっていきました。…ただ、トランペットを練習すると、唇が真っ赤になるんですよね。タラコ唇みたいに腫れちゃって、2日くらい治らないこともあったので、吹き過ぎは注意です!(笑)

──2日も腫れたら、お仕事に支障ありませんでしたか?

葉山ありましたね(笑)。他の作品の撮影の時もトランペットを持って行ってたんですけど、撮影の合間に練習したら唇が真っ赤になってしまって。メイクさんに「何やったの!」って怒られて、唇にファンデーションを塗られました(笑)。

堀井練習し過ぎの支障は僕もありました。僕は実際野球部でしたけど、ピッチャーじゃなかったんですよね。野球を知っている人から見たら、ピッチャーと野手の投げ方が全然違うのは分かるから、ピッチャーに見えるように投げ込みをしたんです。これは絶対やっちゃダメなんですけど、1日にかなりの球数を投げ込んだら肘を痛めてしまって…。野球指導の方にも「ボールを握るな!」って止められました。

葉山それでも常に現場ではボールを握ってたよね(笑)。

堀井それだけこの作品に懸ける思いが強かったからね!

球場でのシーンに“嘘”はない

──そして、何より球場での試合のシーンが印象的でした。エキストラの方も多く参加して、大掛かりな撮影だったと聞いています。

葉山エキストラの方がいなければあの球場のシーンは撮れなかったし、この作品も作れなかったと思います。

竹内そうですね、本当に感謝しかないです。

堀井炎天下の中、大きな声を出して、必死に応援してくれて…。僕はグラウンドにいたんですけど、鳥肌立ちましたから。

葉山だから、僕らが逆にエキストラの方からエールをもらったと思っています。協力してくれた皆さんのおかげで、作品に気持ちが入ったと思いますね。

堀井大それたことを言っていいですか? 野球シーンに関して、『青空エール』は邦画ナンバーワンって言えるくらいの出来栄えだと自負しています!!

葉山一緒に食事に行っても、(堀井は)ず~っと言ってるんですよ。「なぁ奨之、野球シーンいいよな! 最高だよな!!」って(笑)。

堀井いや本当に! 出来上がった野球シーンを自分の目で細かく見たけど、すごくいいんだから! 三木監督をはじめスタッフの皆さんが一丸となってきれいに撮ってくれたのもあるし、CGも使ってないからね。

竹内確かにリアル。相手チームもつい最近まで野球をやっていた方たちに出ていただきましたし、“嘘”はないです。

山田公開のタイミングも夏の甲子園の真っ最中なので、ぜひ見比べてほしいですね。

堀井うん! 実際に球児に見てもらって「なかなかやるじゃん!」って思ってもらえたら最高です!

──そして、球場のシーン同様に見どころなのが、大介とつばさ(土屋太鳳)の恋愛模様です。

竹内僕としては、大介の気持ちの微妙なニュアンスを表現するのが難しかったです。大介って真っすぐだけど、ちょっと天然なところがあるんですよ。つばさには優しく見えるけど、大介自身はそこでつばさに対して優しくしているという意識はなかったり。だから、そこは三木監督とも話をしながら、気を付けて演じました。

──特に、大介がつばさの告白を拒絶するシーンはとても切なかったです。

竹内もし大介が僕自身だったら、つばさの想いを受け止めて付き合っていたと思います(笑)。ただ、尊敬する碓井先輩の代わりに試合に出て、しかも自分のミスで試合に負けて先輩の野球人生が終わっているわけですから、そんな状況でつばさの気持ちを受け止める余裕は大介にはなかったんですよね。

葉山これも一緒に食事に行ってよく話したよね~!

竹内うん(笑)。野球がしたくて白翔高校に入って、甲子園に行きたいという夢を追い掛けている大介としては、まだそこに恋愛を受け止められる度量はなかったんだと思うんです。

堀井そうだよね。だから、つばさをフッた大介に城戸が「お前のこと、初めてバカだと思ったよ」と言うんですけど、僕は大介の気持ちがすごく理解できたから、なんで城戸はこんなセリフ言うんだろう?っていう気持ちも正直ありました…。

竹内あのシーンは、もしかしたら一生懸命部活動に打ち込んだ人しか分からない気持ちなのかもしれない。

山田実際に経験していないと、城戸みたいな気持ちになるんだろうね。

葉山僕は中学、高校と部活動をやっていなかったんですけど、この作品を経験して「やっておけば良かった!」って本気で思いましたから。それを三木監督に伝えたら、「そう思わせたかった」とおっしゃっていました。

山田「高校時代、頑張っていれば良かった!」って思ってしまうよね。

葉山僕は昔、部活動を頑張っている人の気持ちが分からない人間だったんです。「なんでそんなに一生懸命になれるの?」って。でも、『青空エール』を見て、今ではそれを本気で後悔していますね。

堀井だから、この作品を見て「この学校いいな~! 部活やりたいな~!」って思ってもらえたら!

竹内うん。そんな気持ちになってくれたらうれしいよね!

山田それに、いろんなキャラクターが登場して、いろんなシチュエーションがあるから、見ている人も必ずどこかに感情移入できると思うんですよ。

竹内「自分は水島だな」とか「自分は碓井先輩かな」とか、自分に当てはめて共感できると思います。

葉山恋愛要素もありますけど、恋愛映画というよりこれは青春映画! みんなそれぞれ汗水たらして頑張る姿がリアルに描かれている、熱い作品に仕上がっています!

堀井青春群像劇ナンバーワン作品です!!(笑)

作品のために、毎晩熱く語り合った

──ところで、食事のエピソードが何度か出ましたが、皆さんよく食事に行っていたんですか?

葉山撮影期間中、こんなことは初めてっていうくらい何度も行きましたよ! 毎晩行ってたよね?(笑)

堀井行ってた! しかも、みんな熱いから波長が合って、一緒にいて楽しいんですよ!

葉山作品に懸ける思いも一緒だし、持っている熱量も一緒だから。みんな『青空エール』をいかに良い作品にするかを考えていたから、お互い普通に「さっきの芝居、良かった!」とか「さっきのシーンは、もう少しこうしたほうがいい」って言ってましたもん。そういうことを言い合える現場ってなかなかないし、それによって一層いい作品になったのかなって僕は思います。

堀井本当にプラスになったよね。

竹内うん。コミュニケーションはかなり取れていたと思います。

葉山シーンの解釈を議論したりね。毎晩みんなでそういう話をしていました。

──共演者として本気でぶつかり合って、役者として成長できる現場だったわけですね。

堀井はい。これもずっと言っているんですけど、「オレたちは死ぬまで一緒だ!」って(笑)。

葉山『青空エール』のメンバーは、絶対死ぬまでずっと一緒にこの世界で戦い続ける仲だと思っています!

山田日本映画やドラマの次世代の担い手になれるように、頑張ろう!

葉山うん! テッペン取ろう!

──さて、「booklista web」は本やマンガの情報サイトなので、最後に皆さんが好きな作品を教えてもらえますか?

竹内僕が出演したドラマの原作でもあるんですが、池井戸潤さんの『下町ロケット2 ガウディ計画』が好きです。僕は分かりやすい性格なので、“人のために”や“人の命を救う”というのにすぐ心をうたれるんですよ。

葉山僕は村上春樹さんの『東京奇譚集』という短編集が好きです。収録されている5作品どれも面白くて。村上さんは人間をとても繊細に描くので、読んでいて自分も一緒にその世界を過ごしている感覚になれるのがすごく気持ちいいんです。

堀井『ケンガンアシュラ』というマンガにハマっています。会社同士の争いを法律じゃなく格闘で勝負して、勝ったほうが権利やお金を得られるという物語なんですけど、絵もかっこいいし、男ならみんな好きになるんじゃないかな!?

山田僕は『ONE PIECE』。とにかく好きです! 僕も単純なんで、「海賊王におれはなる!」と言った主人公・ルフィのように、「俳優王におれはなる!」といつも思っています!

竹内葉山堀井おお~~っ!!

山田僕そして、絶対に外せないマンガは…『青空エール』です!!

竹内葉山堀井その通り!!

取材・文/左藤 豊
撮影/吉井 明

竹内涼真さん、葉山奨之さん、堀井新太さん、山田裕貴さんのサイン入り
映画『青空エール』パンフレットを、抽選で1名の方へプレゼント!!

応募期間:2016年8月15日~2016年9月15日

応募は終了いたしました。
たくさんのご応募ありがとうございました!

傑作青春マンガの映画化に
フレッシュキャストが集結!

数々の大人気マンガを生み出している『別冊マーガレット』。その中でもこれまで『高校デビュー』や『俺物語!!』などの傑作を生み出してきたヒットメーカー・河原和音の代表作『青空エール』は、2008年の連載開始当初から「高校生活をやり直したい!」「涙でページがめくれない!」と読者の心をつかみ続け、累計発行部数340万部を突破。2015年に堂々のフィナーレを迎えた青春マンガの大本命が、この夏実写映画化される。

トランペット初心者ながらも名門の吹奏楽部に入部し、夢を追い続けるヒロイン・小野つばさ役には、『まれ』や『orange-オレンジ-』などの話題作でヒロインを次々に演じ、世代を問わず愛されている女優・土屋太鳳。また、甲子園を目指す野球部員でつばさと共に夢へと向かう山田大介役は、『仮面ライダードライブ』の主人公を務めるなど人気急上昇中の俳優・竹内涼真が演じる。そして上野樹里、志田未来のほかフレッシュなキャストも集結! みずみずしく切ない恋愛の世界観を作り出してきた青春映画の名手・三木孝浩によって、新たな感動作が誕生した。

STORY

“両片想い”のまま、2人に最後の夏が来る

吹奏楽の名門・白翔高校に入学したトランペット初心者の小野つばさ(土屋)は、全国大会を目指すレベルの高い練習についていけず何度も挫折しそうになる。そんな彼女を勇気づけてくれるクラスメートの山田大介(竹内)。お互い夢に向かって励まし合ううちに、つばさにはほのかな想いが芽生えていた。1年の夏、地区予選の決勝まで勝ち進んだ野球部を吹奏楽部が応援。ところが大介のミスでチームは敗退してしまう。グラウンドで立ち尽くす大介のためにつばさは1人でトランペットを吹き、謹慎処分に。心配して訪ねてきた大介につばさは想いを告白するが、フラれてしまう。大介は、仲間の夢を潰してしまった自分が許せないでいた。2人は“両片想い”のままそれぞれの夢を追いかけ、やがて最後の夏が来る…。つばさと大介の恋の行方は? そして2人の夢のたどりつく先は?

INFORMATION

映画「青空エール」

【CAST】
土屋太鳳 竹内涼真
葉山奨之 堀井新太 小島藤子 松井愛莉
平 祐奈 山田裕貴/志田未来
上野樹里

【STAFF】
監督:三木孝浩
原作:「青空エール」河原和音(集英社マーガレットコミックス刊)
脚本:持地佑季子
音楽:林ゆうき
主題歌:whiteeeen「キセキ~未来へ~」(UNIVERSAL J)

製作:東宝 博報堂DYミュージック&ピクチャーズ 朝日新聞社 博報堂DYメディアパートナーズ ジェイアール東日本企画 集英社 日本出版販売 KDDI 東急エージェンシー ホリプロ 丸井グループ 博報堂 GYAO
製作プロダクション:東宝映画
配給:東宝

【OFFICIAL SITE】
映画『青空エール』公式サイト

【公開日】
2016年8月20日(土)公開

映画『青空エール』の原作コミックはこちら!

青空エール

河原和音

集英社

『高校デビュー』、『俺物語!!』などで知られるヒットメーカー・河原和音による青春ラブストーリー。2008年、『別冊マーガレット』にて連載が開始され人気を博す。2015年に完結。累計発行部数は340万部を突破した。このほか『映画ノベライズ 青空エール』(集英社オレンジ文庫)、『青空エール 映画ノベライズ みらい文庫版』(集英社みらい文庫刊)も発売中。

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