小説
夜のピクニック
新潮社
あらすじ
高校生活最後を飾るイベント「歩行祭」。それは全校生徒が夜を徹して80キロ歩き通すという、北高の伝統行事だった。甲田貴子は密かな誓いを胸に抱いて、歩行祭にのぞんだ。三年間、誰にも言えなかった秘密を清算するために――。学校生活の思い出や卒業後の夢など語らいつつ、親友たちと歩きながらも、貴子だけは、小さな賭けに胸を焦がしていた。本屋大賞を受賞した永遠の青春小説。
発売されたばかりの新刊の中から、選りすぐりをピックアップしました
2015/4/7 更新
新潮社
あらすじ
高校生活最後を飾るイベント「歩行祭」。それは全校生徒が夜を徹して80キロ歩き通すという、北高の伝統行事だった。甲田貴子は密かな誓いを胸に抱いて、歩行祭にのぞんだ。三年間、誰にも言えなかった秘密を清算するために――。学校生活の思い出や卒業後の夢など語らいつつ、親友たちと歩きながらも、貴子だけは、小さな賭けに胸を焦がしていた。本屋大賞を受賞した永遠の青春小説。
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雑誌
MEN’S Precious (メンズ プレシャス) (2015年春号)
小学館
小説
梟の城
新潮社
コミック
ニセコイ 17
集英社
実用書
地図で読む幕末・維新
三笠書房
おすすめコメント
たった一晩、ただみんなで歩くだけの物語。2005年に本屋大賞を受賞、映画化もされた恩田陸の傑作『夜のピクニック』が登場です。高校時代の微妙な距離感や、秘密の共有など、10代特有の何ともいえない未完成な感情が散りばめられた青春作品。巧みな情景描写によって、主人公たちと一緒に歩行祭に参加している感覚になるのではないでしょうか。読後の爽やかさをぜひ感じてみてください。