書店員おすすめ

電子書籍ストアスタッフが おすすめ本 をご案内します

2013/2/15 更新

ReaderStore

小説
開花の人―福原有信の資生堂物語

山崎光夫

東洋経済新報社

あらすじ

徳川の世が揺らぎはじめた元治元年(1864年)、一人の青年が蘭方医学の私塾で学ぶため、安房国(現在の千葉県)から江戸にやってきた。その青年こそが後の資生堂を創業する福原有信(ふくはらありのぶ)だ。有信は、窮乏する福原家を再興するという使命を帯びて、勉学に励む。当初は医師を目指していたが、ある時、1冊の本と出合う。その本はワートルの『薬性論』。この本が有信の後の人生を大きく変えていくのであった。有信の真摯に学ぶ姿に、多くの人が感化され、そして有信を支えていく。そして当時の日本ではまだ受け入れられなかった「医薬分業」に取り組み、明治5年(1872年)西洋薬舗会社「資生堂」を創業する。これが2012年に創業140周年を迎えた、あの化粧品会社「資生堂」として羽ばたいてゆくのである。本書は数々の苦難を乗り越え、自らの意思を貫いた薬師であり実業家である福原有信の人生を描く著者渾身の評伝小説である。
Reader Store 週間ランキング

Lismo book store

小説
球体の蛇

道尾秀介

角川書店

あらすじ

自分のための嘘、大切な人を守るための嘘、他人を傷つける嘘、結果的に嘘になってしまうこと…様々な嘘がありますが、この作品で描かれている嘘もその形のひとつ。勘違いが勘違いを呼び、二転三転四転…という展開は最後まで読者を飽きさせません。読後の余韻を楽しみたい方、この道尾作品の独特の世界観を堪能してください。
ブックパス 週間ランキング

Kinoppy

教養書
同志社大学神学部

佐藤優

光文社

あらすじ

かつて外務官僚として対ソ連外交に大きな役割を果たした佐藤優が青春時代を過ごした「同志社大学神学部」を振り返る。
Kinoppy 週間ランキング

PAGE TOPへ戻る