メンバーの声

何かを生み出している人達や
原石のような人達を応援する
新しい仕組みを作りたい。

新規事業開発室
本澤 友行さん (2020年11月入社)

──現在担当している仕事を教えて下さい。

大きく2つの「仕組みづくり」をしています。1つ目は、新規事業をつくりやすい組織づくりです。採用や組織づくり、他部署との連携などを行っています。2つ目は、事業開発です。領域の選定、事業アイデア(価値仮説)、プロトタイプづくり、事業計画、ユーザーインタビューなどを行い、具体的に複数プロジェクトを動かしています。

──ブックリスタに入社しようと思った理由はなんですか?

前職では、日本最大級のCGM(Consumer Generated Media)の会社の新規事業を担当していました。テキストと画像のUGC(User Generated Contents)を動画化しアプリを作って、流通や小売店を支援する新規サービスを立ち上げ、全国の店舗に導入いただくことができました。今回も新規事業の求人を探していて、面接の時から、自身で作成した資料とともにお話していました。色々なコンテンツの会社へ面接に行きましたが、ブックリスタで一番可能性を感じたことが、入社を決めた理由のひとつです。

──入社前から、新規事業に対する強い思いがあったのでしょうか。

はい、課題を解決する解釈や仕組みを考えることが好きなんです。学生の頃は演劇を作っていたり、コンサル会社では政府・自治体の条例や五か年計画を策定したりしました。また、「遊べる本屋」からスタートして音楽やアパレルも取り扱う小売の会社では、事業計画やECの新規事業、新商品開発を担当していました。どの時も常に、広い意味でのクリエイター・作家・作り手等が活躍しやすい仕組みづくりをしたい、というのが私の根底にあります。

──ブックリスタは「エンタメ×テック(知的好奇心×感動体験)」カンパニーを掲げていますが、その中でも新しい仕組みを作りたいと思ったのですね。

そうですね。小学校に入るまで悪性リンパ腫で入退院を繰り返していたことがあって、歩けないし食事ができなかった為、楽しみというと絵本や図鑑を読んだり、アニメや特撮を観ることでした。図鑑の端から端までの怪獣の名前を全部覚えたりとか(笑)。そのこともあって、今でも純文学、特に明治期の小説やネットを中心とした漫画、有形無形のサブカル全般には感謝していて、とても好きです。大学も図書館で決めましたし、アルバイトも古本屋や製本工場で働いていました。政策の仕事をしていた時は、全国の出張先で時間を見つけて美術館や博物館、図書館にもよく行きました。様々な経験を通して、やっぱりプロダクトやクリエイターに関わる仕組み作りをしたいと思い始めました。

──実際に入社し、働いてみていかがですか?

全社の雰囲気に関しては、本やマンガが好き、コンテンツやサービスが好きな人が多いという印象です。居心地が良いですし、安心感があります。新規事業開発室としては、0からメンバーを集めているので新しいメンバーが入るタイミングや、プロダクトの成長にあわせて変化がありますね。新しく関わってくれるメンバーには感謝していますし、個人個人がプロダクトの成長とともに新しいチャレンジができる環境をつくっていきたいと思います。

──ブックリスタでこれからどんなことをしたいですか?

ブックリスタは、電子書籍の会社として誕生しています。本は、文字が生まれた古い時代から書き手の伝えたい想いが綴られ、読んだ本人や読んだ人が発した言葉に影響された誰かの人生を変えてきました。そして今、本は昔に比べたら自由に書いたり読んだりできるようになり、人が想いや哲学を表現し伝える手段は、インターネットの広がりによって本だけにとどまらず、多様化しています。音楽、歌、踊りを動画で伝えたり、商品を作ることで伝えたりすることができるようになっています。

そんな時代になった今、当社では「エンタメ×テック(知的好奇心×感動体験)」をビジョンとして掲げ、新しい価値を創出することにチャレンジしています。この組織の中から、何かを生み出している人達や、原石のような人達を応援する新しい仕組みを立ち上げていきたいと思っています。

──ブックリスタへ応募しようと思っている方へ、メッセージをお願いします。

まず、ブックリスタは、働く時間と場所の自由度が高い為、自分にあった働き方ができます。時間については、例えば自分の場合、朝と夕方に子供の送り迎えをしている時間を固定でとっています。場所については、パフォーマンスを重視しているのでリモートワークや出社について、チームや個人で目的にあわせ調整ができます。ツール、手法に関しても必要なものは積極的に試せる環境にあります。その他、経営企画のメンバーが他部署を巻き込んで、個人個人が実力を発揮しやすい環境をつくりだしています。

その上で、新規事業開発室としては、アンラーニングや学習のアウトプットの奨励、階層や役職思考コストの排除など、多数決に頼らない意思決定など、個人の成長とプロダクトに集中しやすい組織風土をつくろうとしています。気になった方は、ご連絡をお待ちしています。

──ありがとうございました!

本澤 友行 Tomoyuki Honzawa

株式会社リンクアンドモチベーション(大手コンシューマーゲームや金融領域を中心に担当)退職後半年ほど海外におり、カーボンフリーコンサルティング株式会社(省庁のプロポーザルや自治体の新規政策設計)へ入社。toCの領域にキャリアを変更し、株式会社Village Vanguard Webbed(サブカルのECの部長やバイヤーの責任者、目標在籍期間中全達成)、クックパッド株式会社(新規事業を行う子会社出向で部長,ローンチした新サービスを国内流通の4分の1に導入)を経てブックリスタ入社。新規事業開発室に在籍。 学生時代は製本や本屋でアルバイトをしていました。

Keyword

サブカル/アングラ/明治期の小説/演劇を書いています/アンティーク収集(特定の遺物を探しています)/第1種猟銃免許/わな猟免許

Favorite book

『二人であることの病い―パラノイアと言語』『エリアス・暴力への問い』『民族という虚構』『魔法昔話の研究』『栽培植物と農耕の起源』『したたかな生命』『「商い」から見た日本史』『イノベーションのジレンマ』『リーン・スタートアップ』『日本美術館』『定本 映画術 ヒッチコック・トリュフォー』『イメージの力―国立民族学博物館コレクションにさぐる』『重力の都』『逆事』『舌を噛み切った女』『神様のボート』『放課後の音符』『好き好き大好き超愛してる。』『カリギュラ』『獣の奏者』『わたしたちもジャックもガイもみんなホームレス』『仮面ライダーBlack』『ナンバーファイブ 吾』『スラップスティック』『モブサイコ』『夕凪の街』『カムイ流武術伝』『異剣戦記ヴェルンディオ』等。芥川、川端、太宰、泉鏡花、手塚治虫、中上健次、村上龍などはほとんどの作品を読みました。図録も好きです。

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