メンバーの声

受託開発ではないからこそ、
自分たちが納得できるものを作るための
「こだわり」が大切だと思います。

プラットフォームソリューション部 部長
出口雅人さん (2014年7月入社)

──現在担当している仕事を教えて下さい。

主に出版社と電子書籍ストアをつなぐ仕事を担当しています。電子書籍をストアで販売するには出版社からお預かりした電子書籍のデータを正確かつ速やかにストアへ渡す必要があります。その仕事を「取次業務」というのですが、その取次業務全体を主管するプラットフォームソリューション部の部長をしています。元々システムエンジニア/プロジェクトマネージャーとして入社し、ずっと取次「システム」の開発責任者をしていましたが、2022年度から「システム」だけでなく「運用」も含めた取次業務全体の責任者・主幹部署の部長を担っています。特にこれからのブックリスタではストア側のシステム担当としてB to C的な業務の採用募集が多くなるとは思いますが、私は入社以来一貫してB to B寄りの業務をしていることになりますね。

具体的な仕事内容としては、引き続き取次システム開発担当として、出版社と新たにデータ連携するための新システム構築といった大規模な案件から、運用業務効率化のための日々の小さなシステム改修まで、大小さまざまなプロジェクトマネジメント業務をしつつ、各案件の要件定義・設計等を行っています。それに加えて2022年度からは、運用業務委託先の管理や、運用範囲の決定(限られた人手をどこにかけるか)といった運用責任者としての仕事と、部門間の業務範囲/責任範囲の調整、部門目標の決定と管理など、組織長としての仕事を並行して行っています。

──ブックリスタに入社しようと思った理由は何ですか?

もともと大手SIerに勤めていたのですが、そのときの後輩がブックリスタへ先に転職していて、声をかけてくれたことがきっかけです。前の会社は定年まで働く人が多いタイプの企業で、魅力はたくさんあったのですが、若い企業が自分の得意としている部分を求めてくれていると知って、しかも一緒に働いたことのある後輩が声をかけてくれたことで「挑戦してみよう!」と思いました。今までの自分を、会社からもメンバーからも認められて働けるというのは、素直に嬉しかったです。

──ブックリスタの魅力とは何だと思いますか?

人間関係にストレスがないのは良いですね。とても風通しのいい社風だと思います。 制度面では、勤務時間や場所について融通が利きます。だからなのでしょうが、わりと仕事をしている時間って「拘束されている」という気持ちの場合が多いと思うのですが、ブックリスタでは「取り組んでいる」という自主的な感覚があります。より能動的、主導的な気持ちで仕事ができていると思います。

──仕事内容ではいかがですか?

特に私の業務経験が長く、これから入社される方の参考になりやすい部分として、システム開発に特化してお話しさせていただくと、自分自身が開発したシステムが良いものだと自信を持って仕事ができることが最大の魅力だと思っています。 「言われたものを開発するわけじゃなくて、自分たちの納得できるものを作る!」 当時の上司の一言であり、ブックリスタへの入社を決意させてくれた言葉でもあるのですが、SIerと事業会社の違いを端的に表した言葉だと思います。 SI案件では発注元のオーダーを前提とした受諾開発となるので、場合によっては「もっとこうした方がいい」という思いを口にできなかったり、「こんな機能絶対使わないのに」と思いながら開発をしたりする場面もあるのですが、ブックリスタで働く限りは自分たちのお金を使った自分たちのためのシステム開発となるので、本当に役に立つ、良いと思えるシステムを作ることができます。そういう意味で満足度の高い仕事ができています。

──他にはいかがでしょうか?

そうですね。私が入社した時よりも高まっている魅力として、若い会社ながら堅実で業績が安定していることがあげられると思います。大手企業と提携関係にあるなど、安心して働ける会社だと思いますね。私を含め、ブックリスタで働く間に結婚する人が多いのも、そういった理由に後押しされているのかもしれません。

──仕事をしていく上で、大切にしていることは何ですか?

先の質問と回答にも通じる内容になるのですが、私が大切にしているのは「こだわり」ですね。自社のお金で自分たちのためのシステムを作っているという意識を忘れず、開発内容にこだわりと責任をもって仕事をしています。

──部長として大切にしていることは何ですか?

一番大切にしているのは、「育成」です。部内にはシステム担当のメンバー、運用担当のメンバーと、スキルもその時々の採用背景も異なるメンバーが多く在籍していますが、全員に共通する目標として、目先の作業をこなすだけではなく、作業の背景にある業務改善のできる人になって欲しいと思っています。メンバーそれぞれで、身に着けるべきスキルや、スキルを発揮していく局面は大きく異なります。ですが、これらの方針や目標を共通化させることで、システム/運用の垣根を越えて、スキルだけではない背景や思いを伝え、教える側も教わる側も成長していけるような組織作りを心がけています。

──最後に、ブックリスタへ応募しようと思っている方へメッセージをお願いします。

現在ブックリスタでは、さまざまな部署が、さまざまなポジションの採用に力を入れています。それぞれ担当領域や求めるスキルは異なりますが、ユーザーを近いところに感じられる会社においてスキルを発揮していきたい、風通しが良い会社で気持ちの良い仲間と仕事をしていきたいというご希望がかなうことは、全ポジションで共通であると思っています。ブックリスタの働きやすさは本当に魅力です。業績も安定している会社なので、今の環境を変えたいなと思う方は、ぜひエントリーしてください。 私が入社した時に声をかけてくれた後輩の気持ちで、皆さんを待っています!

──ありがとうございました!

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